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ロンドン・アート・いろんな話

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チェエルシーのMAインテリウムショーに行ってきました。

春になり、天気も良くなってきたので、少しずつ出不精を解消しています。それだけこの冬は寒くて辛かったのです。

ナショナルギャラリーのピカソ展にも行きました。オマージュ作品があったりして興味深かったのですが、あれで12ポンドは高過ぎ!イギリスの美術館や博物館は常設展が無料のところが多いのですが、企画展は有料となり、高いのです。

ピカソと言えば1996年にNYで見た、彼の作品を年代別に並べていった企画展がとても良かったです。最後の作品にもエネルギーが込められていました。そのショー以来、ピカソのファンになりましたが、オークションハウスのサザビーズでピカソのプリントを見すぎて食傷気味になりました。好きだからと言って、限度を超えてはいけないのだと学びました。

テートにも行ってきました。テートモダンと、テートブリテン。ロンドンにはテートが2つあります。企画展もそれなりに面白かったのですが、ヘイワードの方が好きでした。下の階(イメージがダークすぎ)よりも、上の階。マーク・ウォリンジャーがキュレーションしたショーです。5月4日まで展示されているので、ロンドンにいらっしゃったら是非どうぞ。

チェルシーのMAインテリウムショー(卒展とは別にする、中間報告のショー)には、チェルシーの卒業生と一緒に行きました。彼女の後輩君達ともちょっとおしゃべりしたのですが、学生には未来があって良いなあ、なんて思ったりして。卒業してしまうと現実が見えてつまらなかったりもするのですが、これから卒展を迎える学生達は良いな。

肝心のショーの方は、クリット(学生が先生と他の学生の前で自分の作品をプレゼンし、皆で感想を言い合うもの)をしていたのでちゃんとは見れなかったのですが、想像以上にビデオアートが多かったのを覚えています。半分以上の作品がそうでした。私もいくつかビデオ作品を作ったくらいだし、そんな時代なんですね・・・。



***こんなアートを作っています。***
http://hiromiowen.com
by artlondon | 2009-04-11 02:58 | アート