今日の新聞の1面は、ブラウン首相の失言一色で埋まりました。普段はレフトウィングである、タブロイドの「デイリーミラー」でさえも、彼を批判しています。
5月6日に迫った選挙戦で、敗退色の強まった社会党。普通の有権者と対話している姿勢を見せようと、マイクロフォン付きで、地方都市に出かけました。65歳の未亡人に、移民問題等質問され、お気に召さなかった様です。
車に戻った首相は、側近達に、その未亡人を「bigot(辞書には頑迷とありました)」呼ばわりし、側近達に、「誰のアイデアで彼女に会わせた?」と不満をぶちまけ、非難したのです。
その後、ラジオ番組で、その車内でのやりとりを録音したテープを聞かされた首相!おまけに、ラジオ番組なのに、大スクープだからとTVカメラが入っており、彼のその時の表情が録画されてしまいました。その時に初めて、マイクロフォンの止め忘れに気づいたそうです。
新聞の1面は、マイクを前に頭を抱えている彼の写真が載っています。
彼の言動には表裏があり、信用出来ないと、証明されてしまいました。
***こんなアートを作っています。***
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