ウガンダのブウィンディ国立公園で
マウンテンゴリラに会ってきました。
検索をかけると、生存するマウンテンゴリラは数百頭の様ですね。
貴重なゴリラちゃん。
朝、ロッジから車で集合場所へ移動。
小屋でマウンテンゴリラのビデオを見てから、説明を受けました。
人間のDNAとかなり近いため、健康でない人は山に入れないそうです。
人が咳をしたら、ゴリラにも風邪がうつる可能性が高いのだとか。
もちろん山で人間は排泄をしてもいけません。
動物達にとって、テリトリーを侵された心境になるのでしょう。
Rain Forest、熱帯雨林!
言葉でしか聞いた事がない場所に私達はいました
ニュージーランドの南半島で1度経験した事があります。
美しい緑と美しい苔達。
ラッキーにも良いお天気で、キラキラする世界を堪能しました。
あの時は春に相当し、涼しかったのですが、
今回は赤道に近い辺りなのでもっと暑く、ジャングルチックw
雨期でもあり、道は濡れて滑りやすく、ひやひや。
宿が必要な様にとステッキを貸してくれました。
最初邪魔だと思ったのに、随分助けられました。
今回の参加者は、7名。
トレッキングツアーは、3組のマウンテンゴリラグループを1つづつ追う仕組みになっており、
それぞれ最高8名まで。
1つのグループに入れられるのかと思いきや、1名、2名、4名に分かれました。
私達だけのプライベートパーティに参加です
途中までは、前後にライフルを持った人(警察?)が付き、ツアーリーダー、私達の5名で移動。
途中で先行組の3名に会いました。
この3名が先に出てゴリラの場所を確認していてくれたのです。
すごいシステム。
それでもゴリラ達は常に移動するので、絶対に会える保証はありません。
数%の確率で会えない人も出るとか。
トレッキング代が半額返金されるそうですが、そのがっかり度は計り知れません。
このマウンテンゴリラトレッキング代は一人600ドル、もちろん宿や車代は別です。
バカ高く感じていたけれど、私達二人だけの為に、これだけの人達が関わっているのです。
プラス、数少ないゴリラを守る為に必要なお金なのでしょうね。
先行の3名に会ってからは、大きなナタで道を切り開く人、ツアーリーダー、
私達二人、レンジャー志望の女性の5名で移動する事に。
リュックやステッキは預けて身軽になって出発。
私のは軽いナップサックなので大丈夫。
そして道なき道を進む事に。
ランボーやアーノルドシュワルツェネッガーの映画の世界です。
必死で歩かないといけないので途中の写真は撮れませんでしたが、この中をグングン歩きます。
道はありません。
蔓の上に足をかけてもそれが必ずしも支えてくれるとは限らないし。
どこに足を置いて良いかわからない時が沢山ありました。
思案してると後ろからレンジャー志望の子が私のお尻を持ち上げてくれたりするので、
あまり躊躇も出来ず
時には一人が腕を引き上げてくれ、後ろからお尻を上げてくれたりも
いくら道を切り開く人がいるとは言っても、切るだけで道を作ってくれる訳ではないし、
トゲのある枝も沢山あって、服にひっかかるだけでなく、脛や手、顔を容赦なく襲います。
痛かったー!
普通の山登りの方が苦しいだけで済むから楽チンだと思うくらい過酷でした。
レンジャー達は皆長靴姿。
長靴なら脛を覆えられますよね。
でもそんな事は知らなかったし、グリップもなくて滑りそう。
途中軍手があれば良かったなーなどと思ってました。
虫の量も半端ではなくて
すごかったです。
ブンブン飛び交う上に葉や地面にびっちりと。ひぇぇ。
レンジャー達に虫除けクリームを分けてもらって助かりました。
そんな思いをして会えたのがゴリラちゃん
ボスです。
大人の雄はシルバーバックが背中に出来るのだとか。
他にも、
目に障害のあるメス
親子
動画も撮ってみました。
http://youtu.be/qstn9czk7Zk
ゴリラはとにかく食べ続けてました。
沢山沢山食べて、おならして、糞もして
ゴリラへの接触時間は1時間限定の模様。
そして過酷な帰り道へ突入。
帰り道は何度もすってんころりん。
背中のナップサックの上に着地し続けたのでお尻は痛くなかったものの、
気づけばこれが被害に・・・。
私の電子辞書ちゃん。
高かったのに、画面が割れて使えなくなりました。
ツアーリーダーによれば、今回のゴリラ遭遇は普通で、良い時は数頭を一度に見れたり、
木や枝等遮るものがなくてオープンに見れたりするそうですが、私達は大満足。
手にも脛にも無数の引っ搔き傷。
翌日の筋肉痛と言ったら。
とげも刺さったまま帰国しましたが、とても楽しいゴリラ体験でした
<続く>
***こんなアートを作っています。***
http://hiromiowen.com
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